2015.07.31   /   城・戦国Pickup   /  

折廻櫓・備前門
備前丸にあった本丸御殿の東側の入口に設けられた櫓で、西側は大天守の石垣に面している。内部は1階が2室、2階が4室に仕切られている。

櫓といえば室内は殺風景に板で仕切られた風景を想像するが、折廻櫓は書院造の部屋もある。襖(ふすま)や障子も使用され、おまけに炉や天井板も設置されている。天井板は室内の温度変化を抑える効果があり、いわば快適に過ごすために設置されるので、城で天井板があれば、臨戦時でなくとも人が常駐するスペースであることを意味している。室内の長押(なげし)には、きらびやかな金属製の釘隠しなどの装飾が使われており、ここで暮らそうかと思うほど、御殿らしさというか、住居らしさが印象深い。ここでは特別公開時の写真も交えご紹介。

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