写真:岡 泰行

小牧山城の歴史と見どころ

小牧山城の模擬天守である「小牧市歴史館」は展示改装のため、2022年12月1日~2023年3月31日まで休館していたが、4月1日にリニューアルオープンした。歴史民俗資料の展示から、小牧・長久手の合戦と戦国時代の小牧山城の展示内容に生まれ変わっている。

また、麓の「小牧山城史跡情報館」では、小牧山城の石垣など近年の発掘成果や小牧長久手の戦いなどを映像やパネル展示で知ることができる。2019年4月25日にオープンした。

天守閣だけに気を取られずに小牧山の麓を是非散策してほしい。土塁を輪切りにした展示や井戸跡、土塁など見やすく整備されているぞ。また天守閣内には古戦場としての資料や、郷土の出土の土器や祭りについての資料が豊富にある。城内売店には城郭の資料というより地域の資料がある。また、小牧山市のサイトで現地説明会資料の閲覧ができる。

小牧山城の撮影方法

名古屋空港から飛行機で小牧山をどうぞ。また高速道路上からの眺めが非常に良いが、バスなど車高の高いものからしか見えない。または「ビジネスインキャッスルイン小牧」の上階だと廊下からの眺めが良いぞ。
[takky (2001.12.4)]
[名古屋観光おすすめ隊 (2010.03.01)]

小牧山城の写真集

城郭カメラマン撮影の写真で探る小牧山城の魅力と見どころ「お城めぐりFAN LIBRARY」はこちらから。

小牧山城の関連史跡

小牧長久手の古戦場小牧山城の近くには、岐阜城犬山城名古屋城。そのほか、有名な小牧長久手の合戦古戦場など。

小牧山城のおすすめ旅グルメ

近さで言うとアピタ小牧店1階。「若鯱屋」でカレーうどん。
[由秀 (2002.07.26)]

小牧山城の史跡めぐりにこだわる最適なホテル

城山の北側すぐに位置する「キャッスルイン小牧」温泉有り。上階だと廊下からの眺めが良いぞ。

小牧山城のアクセス・所在地

所在地

住所:愛知県小牧市堀の内1丁目1 [MAP] 県別一覧[愛知県]

電話:0568-72-0712(小牧市歴史館)

開館時間

散策自由。ただし山頂の小牧市歴史館(模擬天守閣)は、AM9:00~PM4:30で休館日は、毎週木曜日・年末年始(但し、祭日の場合は翌日)。

アクセス

鉄道利用

名鉄小牧線「小牧駅」下車、名鉄バス4番乗場、岩倉駅行き「小牧市役所前」降車、山頂まで徒歩10分。

マイカー利用

名神自動車道、小牧ICから国道41号線から155号線に左折5分。小牧市役所の駐車場に停めると無料。

城ファンの気になるところ (8)

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    私の父は小牧山のふもとで育ち、ガキ大将をしておりました。当時の子供の遊び方を考えると、戦国の要塞としての小牧山がなんとなくわかると言っております。

    ( 玉造雲州)

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    小牧の町は昔は「駒来」と言ったそうです。交通の要所であり戦の馬も大昔からここへ集結していたと思われます。馬が来る、だから駒来なんだそうです。戦国時代よりも、も〜っと以前から、ここは軍事都市だったようです。その割には、まだ大して何も出ていないのが不思議です。この山は古墳と言う説もあります。また、百姓の間では穂(稲)を蒔く山として「ホマキヤマ」と呼んでいたそうです。

    ( 玉造雲州)

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    濃尾平野に浮かぶ小島のようなのが小牧山で、その上に小牧城があります。山の景観は、どこから見ても「ヘ」の字型で非常に目立っています。春の桜が有名ですが、個人的には初夏の新緑の小牧山が非常に綺麗です。落葉樹が多く、山一面が青々と茂る小牧山はかつての信長のすごさを語ってくれるようです。城は、天守閣からの眺めは最高です。南に名古屋そして北は冬の晴れた日なら遠くに飛騨山脈や、また乗鞍岳や御岳が見られ絶景です。夜は、夜景が結構綺麗で、デートスポットとしてちょっとした名所になっています。

    ( takky・takeboo)

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    なんといっても信長が安土、岐阜に次いでの大きな城下町を作ろうとしたお城です。もっとも、城は建設はされず、美濃攻めの成功で岐阜城に全て移され、城下町の建設は途中で終わってしまいましたがそのなごりが残っており、こんなエピソードもあります。小牧市役所が、小牧山麓にあり小牧山は重文なので小牧山の手前に移転があり工事が進められましたが、なんとその場所にはかつての城下町あとの遺跡などいろいろ出てきたと言うエピソードです。その後、小牧長久手の戦いで砦が建設され、その後は徳川の地主さんがずっと維持し、現歴史資料館となりましたあと古代の話で、作り話だと思いますが、小牧山は平野にポカンと浮かぶ島のようなのでよく昔は、ここは海でここが船着場だったと言われ地名にも船津なんて地名があります。

    ( takky)

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    永禄6年(1500)に織田信長が美濃進出のため、この山に砦を築いたが、翌年、稲葉山城(岐阜城)に移ったため、自然廃城となった。天正6年(1563)、この山を中心に、豊臣、徳川が争った。これが、小牧・長久手の合戦(天正小牧山合戦)。昭和2年(1927)、小牧山を中心に陸軍特別大演習があり、これを機会に同年11月徳川家より小牧町に譲渡され、以後小牧山公園として今日に至っているとのこと。

    ( 由秀)

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    平成22年2月の発掘調査で城を二段の石垣が取り巻いていた可能性が高いことが分かったそうな。

    ( 光秀)

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    2012年5月16日現在、3階休憩室の映像機器が故障中でした。館内見学の後は、右手から城の裏手に回り、100円の缶飲料で一休みしましょう。風が爽やかです。

    ( オシロスキー)

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    こんにちは。初めてコメントさせていただきます。小牧山城に最近行きました。きっかけは、千田嘉博さんの「信長の城」(岩波新書)を読んだからです。「資料」の中でも触れられていましたが、小牧山の山麓に広大な曲輪跡がありました。また、「信長の館」ではないかと思われる一角が土塁や堀で囲われていました。山腹には、家来の曲輪のような平地がいくつもあり、全体として小牧山が信長の居城として築城された様子が分かりました。
    北の駐車場が2時間無料というのがありがたかったです。

    ( midorishako)

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