彦根城の構造と見どころ

本丸 彦根城の見どころ

彦根山(金亀山)の山頂部を占める本丸は、東西約120m、南北は約110mの規模がある。天守のほか、かつては御広間(おんひろま)、宝蔵、着見(月見)櫓などの建造物があった。天守が完成すると本丸に御広間が建てられ、鐘の丸に入っていた井伊直継もそちらに移った。

1615(慶長20)年、大坂城が落城し豊臣氏が滅亡すると、直継に代わり彦根を治めた井伊直孝は築城工事を再開した。この工事の際に、本丸直下の内堀内に表御殿が建てられている。以後、藩主の住まいと藩政の中心は本丸から山麓へと移ることになる。なお、本丸御広間の礎石は、現在でも確認できる。

彦根城本丸跡の礎石
本丸にあった建物跡の礎石。左手の石列が御局で、右手の石列が御台所。

彦根城本丸跡の塀跡
石列は天守台から御局まで伸びていた塀跡。本丸は御局の礎石が多数見られる。

(文=mario 写真=岡 泰行)

彦根城の構造と見どころ
彦根城

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