写真・監修:岡 泰行/城郭カメラマン
【監修者プロフィール】
岡 泰行 | 城郭カメラマン [プロフィール]
1996年よりWebサイト「お城めぐりFAN」を運営し、日本の城郭をめぐる旅をライフワークとする。長年にわたる豊富な経験と、城郭写真家としての専門的な視点から、当サイトの記事を監修。その写真と知見は、数々の書籍やメディアでも高く評価されている。
1996年よりWebサイト「お城めぐりFAN」を運営し、日本の城郭をめぐる旅をライフワークとする。長年にわたる豊富な経験と、城郭写真家としての専門的な視点から、当サイトの記事を監修。その写真と知見は、数々の書籍やメディアでも高く評価されている。
四稜郭:城ファンたちの記憶
実際に四稜郭を訪れた城ファンの皆さまが綴る、印象に残った景色、人との出会い、歴史メモ、旅のハプニングなど、心に残る旅の記憶を共有しています(全5件)。

四稜郭は、五稜郭の北方防備の前進基地として築いた城跡で、現在は、土塁・空堀が蝶のような形をしていて、なんだか走り出したくなるようなところです(笑)
( nao)
ここは3年振り2度目の訪城となりまが、前回と同様「小さいなあ」というのが第一印象でした。広さ的には砂原陣屋の倍くらい?、モロラン陣屋よりも小さい感じがしました。土塁もそんなに高くないですし、堀も浅いですし、これでどれだけ防御力があったのかは疑問です。これならば、数日で五稜郭に撤退したのも仕方ないかなと思えます。ただ土塁はあとから整備もしたんでしょうけど、とてもきれいです。土塁好きの方にはおすすめでしょう、特に四隅の砲座の所に立って土塁を眺めると、その屈曲がよくわかりますし、写真に撮るとなかなか見栄えがします。とにかくそんなに大きくはないですが、土塁がホントきれいで、なんだかホッとするところです。
( KUBO)
四稜郭は五稜郭の北北東約4キロのところにあります。旧幕府脱走軍が五稜郭の防御用として築いたもので、土塁や四隅の砲座が手入れよく残っています。
( ナベ@日本のお城)
四稜郭も西欧式ですが、こちらは単なる史跡ですが、土塁・空堀はきっちり残っており、特に食い違い虎口が明瞭ですが、規模としては戦国時代でいうならば館跡程度です。
( 山中)
その名のごとく四つ角を持つ星形で五稜郭を巡る稜堡要塞群の一つのようです。五稜郭の出城としてつくったと聞いたことがあります。使用されたのは極々短期間だったとか。土塁、空堀、砲台跡など稜堡の旧状を残しています。
( Ichinose)