日本三大平山城
平山城は、緩やかな丘陵を巧みに利用して築かれた城であり、地形の高低を活かした防御と、城下町の形成を両立させた。なかでも津山城(岡山県)、姫路城(兵庫県)、伊予松山城(愛媛県)は、日本三大平山城として知られる。津山城は壮麗な石垣群と桜の名所として親しまれ、姫路城は白漆喰の天守と曲線的な縄張が調和する美を見せる。伊予松山城は連立式天守を中心に多門櫓が囲み、山頂から城下を一望する。いずれも山と町が一体となった近世城郭の典型である。
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津山城の歴史と見どころ 美しい写真で巡る | 岡山県津山市の城 – お城めぐりFAN
津山城(鶴山城)は、森忠政が13年かけて築いた五層天守と70余の櫓を誇った平山城。現在は備中櫓や高石垣が往時を伝え、桜の名所「鶴山公園」としても親しまれる。城郭カメラマン撮影の写真とともに、その歴史と見どころを紹介。
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姫路城の歴史と見どころ 美しい写真で巡る | 兵庫県姫路市の城 – お城めぐりFAN
日本で最初に世界遺産に認定された、国宝姫路城。縄張りの匠さに加え、日本の城の中で現存規模が最大の城といってよく、本ページではその構造や見どころを歴史ファン目線で解説する。建築美においても工人たちの知恵に触れることができる姫路城、美しさを知る城郭カメラマンが解説する。
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松山城の歴史と見どころ 美しい写真で巡る – お城めぐりFAN
伊予松山城は標高132mの味酒山に築かれた平山城だ。築いたのは「賤ケ岳の七本槍」に数えられる一方、築城の名手とも称された加藤嘉明。その後、蒲生忠知が築城途中であった二之丸を完成、以降、久松松平家が明治まで続く。1784(天明4)年、落雷による火事で、大天守や本壇を消失、1854(安政元)年、焼失前の姿に再建された。