写真:林田公範
金田城:城ファンの知見と記録
金田城を訪ねた人たちが残してきた記録です。現地での発見や知見が寄せられ、城歩きの文化の中で育まれてきた経験がここに蓄積されています(全2件)。
金田城での発見を記録に残しませんか?
岡 泰行 | 城郭カメラマン [プロフィール]
1996年より日本各地の城郭を訪ね歩き、取材と撮影を続けている。「先人たちの知恵とおしゃれ心」をテーマに、四半世紀にわたり城のたたずまいと土地の風土を記録してきた。撮影を通して城郭に宿る美意識を見つめ、遺構や城下町の風景に残る歴史の息づかいを伝えている。作品は書籍、テレビ、新聞など多くのメディアで紹介され、城の美しさと文化を広く発信している。







今から約1300年前、白村江の戦いに敗れた大和朝廷が大陸からの侵攻に備えて金田城(かなたのき)を築城。城山には日露戦争時の要塞跡も残り、古代と近代の国防最前線であった対馬を体感できる。
対馬の中部、浅茅湾の南岸に突き出た標高275メートルの城山に築かれた朝鮮式山城で、山の周囲を取り巻くように石垣が築かれており、かなり崩落も進むが残存している。南東斜面の海に通じる三本の谷には「一の城戸」「二の城戸」「三の城戸」とよばれる城壁が残っており、水門や城門が設けられていたと思われる柱穴なども状態よく見れる。