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獅子ヶ城周辺の観光スポット・史跡めぐり
獅子ヶ城アクセス・駐車場・営業時間
所在地
住所:佐賀県唐津市厳木町
県別一覧:[佐賀県]
[鉄道] JR唐津線、厳木駅下車、徒歩50分で登山口。
[自動車] 長崎自動車道多久ICで降り、国道203号を唐津方面へ進み厳木町へ。無料駐車場有り。
[林田公範 (2000.01.18)]
撮影・記録
岡 泰行 | 城郭カメラマン [プロフィール]
1996年より日本各地の城郭を訪ね歩き、取材と撮影を続けている。「先人たちの知恵とおしゃれ心」をテーマに、四半世紀にわたり城のたたずまいと土地の風土を記録してきた。撮影を通して城郭に宿る美意識を見つめ、遺構や城下町の風景に残る歴史の息づかいを伝えている。作品は書籍、テレビ、新聞など多くのメディアで紹介され、城の美しさと文化を広く発信している。
獅子城は、松浦党の祖源久の孫である披が治承から文治年間(1177〜1189)頃に築城したと伝えられている。その後、披の子の時代になって平戸に移転したために、獅子城は廃城となっていたが、上松浦地方を波多氏が支配するようになり、室町時代末になると、佐賀地方に勢力を持つ竜造寺氏の脅威が増すにつれ、上松浦の防備の最前線として獅子城の重要性が再び 認識されるようになった。そこで、波多氏をはじめ松浦党一統は、勇将の誉れ高い大川野日在城々主鶴田兵部大輔直の弟鶴田兵庫介前(後に越前守)を任じ、永年廃城となっていた披時代の旧城を修理して護りに就かせた。
北部九州を中心に、いくつもの城跡を見てきたが、これほどまでに興奮させられる城跡はそうない。無名の城でも、実際に足を運ぶと唸らせられるものも時としてある。超オススメ!!
石垣がめぐらせてある本丸や曲輪、二つの虎口、櫓台、片方に大岩を利用した堀切もすばらしい。出丸には、二本の竪堀と大堀切も残されている。
見所としては、井戸曲輪に見られる一枚岩の上に残っている建築遺構の溝や柱穴、さらに岩盤を刳り貫いた深い井戸もそのままある。
目もくらむほど高い断崖絶壁の上にある中世山城で、きわめて良い状態のまま残されているが、それだけに危険も多い城跡だといえる。一歩足を踏み外すと間違いなく命はないような危険個所が随所にあるので心して攻めるべし!