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自転車でお城をめぐる

日本100名城を自転車でめぐる試み『城攻めカウントダウン』

自転車でお城をめぐる

そのスタイルが今、注目されています。折りたたみ自転車は鉄道では手荷物の扱い。最寄りの駅から城を攻めると、その規模を把握するのに役立つアイテムに。

大阪城と自転車世界的に有名な自転車メーカー『RITEWAY』の活動のひとつに、日本100名城を自転車でめぐる試みがあります。すでに13城を超え、その時間と労力を注いだコンテンツ『城攻めカウントダウン』は、城を題材にしたサイトの中でも面白いコンテンツへと成長しています。

2011年のGWに、『RITEWAY』のスタッフの皆さんが、大阪城を訪ねてこらました。当サイト管理人である岡も同行させてもらいました。

自転車のメリットは、行動範囲の広さと手軽さ

大阪城と自転車徒歩や自動車利用で100箇所近い大阪城の見所を1日で回りきるのは、ほぼ不可能。その時間もさることながら、距離の問題を自転車が見事に解決してくれました。大阪城は天守閣の下まで自転車で入ることができるお城、城外の真田幸村関連史跡も含め、ほぼすべてを自転車でめぐったことに。最寄りの駅からレンタルサイクル利用もありだけど、お城めぐりしやすいように自分にチューニングされた自転車ならその力を充分に発揮します。

自転車を通して現地の風と歴史を肌で感じる、そんな素敵な活動をされてる、のぶさんに、自転車の魅力を聞いてみました。

自転車でお城めぐりをする利点を教えてください。

やはり機動力のUPに尽きますね。 城の周囲に散らばる史跡も気軽に訪れます。例えば小田原城の大堀切のように微妙に離れた場所をめぐるのは車にはない軽快さが心地良いです。
城と自転車軽快といえば、ちょっとスペースがあればカギで止めておけますし、少しの階段であれば、自転車かついで入っていけます。天守のある城でしたら周辺を走ったり、少し離れてみたりして絶景ポイントも探しやすい。大阪城のように公園の中に見所の多いところも徒歩だと疲れるだろうな、と。お城以外のその土地の見所にも行きやすいし、走ればいい運動にもなります。心身ともに休日を楽しめます。

お使いの自転車は、どこにこだわっていますか?

私たちのスタイルは「輪行」といって、自転車を袋にしまって電車に乗ります。
駅構内ではかつぐことになりますので、重さは大切です。パーツを自分でチョイスしてカスタムすることもスポーツバイクの魅力です。好きな色に変えてみたりと色々できるのですが、軽量パーツに変えるのがこの旅では重要です。

自転車で良かったと思うこと、苦労したことを教えてください。

11石垣山一夜城や千早城のような山城は当然、坂の上にあります。そうなると自転車で行けるところまで行ってみたくなる。登り坂が続きますからね、辛い、しんどい、でも上りきったら爽快、城と近づきになれた気がするいいエクササイズ。苦労と楽しさが同居するアクティビティです。

お城めぐりにおすすめの自転車があれば教えてください。

DSC00613いわゆるママチャリは、持ち運びや移動力の点で厳しいです。やはりスポーツバイクがおすすめです。スポーツバイクには、大きく分けて、ツールドフランスなどで有名な「ロードバイク」、 山の中を乗るための「マウンテンバイク」があります。
最近よく街中で見かけるかたちで、ブームになってきているのはその中間で両者のいい所をとった「クロスバイク」です。見た目もおしゃれなものが多く、初めてスポーツバイクを買われる人に大人気です。お城めぐりを考えると必ずしもアスファルトだけでなく、悪路もある。タイヤは太めでフロントサスペンションが付いたモデルがいいでしょうね。

たとえばこんな自転車で「RITEWAY ファータイル」

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