写真:岡 泰行

龍岡城の歴史と見どころ

大手門前の「佐久市歴史の里五稜郭であいの館」へどうぞ。

龍岡城の撮影方法

五稜郭はやはり上から見下ろしたい。五稜郭のすぐ北側の山は田口城で、中腹に五稜郭展望台がある。登山口が分かりにくいので上記Googleマップでチェックを。なお、車利用の場合は、山の西側から林道で中腹までいくことができる。中腹に駐車スペース有り。

龍岡城の関連史跡

城ファンとしては、周辺では以下の場所は押さえておきたい。
いずれも詳しい場所は上記Googleマップ参照

  • 五稜郭展望台(田口城)
  • 桝形虎口の石垣

現存の建築物は以下の通り。

  • 御台所(龍岡城内)
  • 移築城門と土塀(佐久市田口宮代・民家・案内板無し)
  • 移築大広間(時宗寺)
  • 移築城門「通用門」(薬師寺)

龍岡城のアクセス・所在地

所在地

住所:長野県佐久市田口300 [MAP] 県別一覧[長野県]

鉄道利用

JR小海線、臼田駅下車、徒歩20分。

マイカー利用

中部横断自動車道、佐久南ICから約10km(20分)。龍岡城前の「五稜郭であいの館」に無料駐車場(15台)有り。

城ファンの気になるところ (7)

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    五稜郭は函館だけではなかった。本州長野県にも五稜郭があるのです。五稜郭を造った、お殿様の心意気も理解して下さい。

    ( 土屋泰俊)

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    信州に一万二千石、三河に四千石の封地を持っていた、三河奥殿藩松平氏は宝永年間以来、百六十年間、三河に本拠を持ち、信州佐久には、陣屋のみを置いていましたが、十一代乗謨の代になって、幕末激動の情勢に応じて、信州に居館を移すことを決意し、元治元年(一八六四年)三月に着工し、慶応三年(一八六七年)に竣工、龍岡城と称しました。敷地面積一万坪、石材などは、領地より献納し、総費用四万円(もちろん当時のお金…)を投入しました。 十一代藩主乗謨は、学才識見(頭が良く、新しい物が好き)共に優れ、幕府において、陸軍奉行、老中格、陸軍総裁、などの要職(当時海軍奉行は、勝海舟)を歴任しました。明治に入ってからは、佐野常民と共に、日本赤十字社の前身である博愛社を創立し、副社長、賞典局総裁、枢密院顧問となり伯爵に列せられました。この経緯をやはり明治に活躍した榎本武揚と比較すると面白いと思います。彼も五稜郭に深く関わり合った人物であり、当時五稜郭などの知識や築城技術などを輸入した人達が、いかに最先端の思想の持ち主かわかります。

    ( 土屋泰俊)

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    築城にあたっては、稜堡式築城法を用い、いわゆる五稜郭となっていて、一八六三年に完成した函館五稜郭と共に、我が国に残る貴重な洋式築城遺構となっています。南西側四分の一は、未完成のまま明治維新となり、洋式築城法を学ぶ格好の城跡です。城内は現在小学校となっていて、当時の建物は、大部分壊されましたが、大台所の建物は現存し、なんと体育倉庫として、現在も使われています。そばには、水の手の跡である井戸の跡も残っています。なお、藩主松平乗謨は、明治以後、大給 恒(おおぎゅうゆずる、と読むらしい、昔の名前はホント難しい)と改名しています。

    ( 土屋泰俊)

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    龍岡城の資料館によると、堀が半分くらいしか残っていないのは城自体が未完成に終わったためとのことです。つまり残っていないのではなく、存在しないのです。その後堀が荒れ果てていたところ、昭和8年に掘り起こしたと記憶します。第二次大戦中はなんと水田として使用していたそうなので、驚きです。戦後ふたたび堀が荒れ果てていたところ、昭和50年頃に再び整備しなおしたようです。

    ( ピニョール)

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    なんとなく懐かしい町外れに龍岡城址はあります。ご存知のとおり函館の五稜郭とここだけとの「五角形」の城跡です。別にどうと言うところではないのですが、ここに来ると小学校の頃を思い出します。つまり苦労のなかった頃を思い出すということです。ここから群馬県の下仁田町に抜ける「田口峠」は、ぜひ一度、行ってみるべきです。ただし、対向車が来ないよう願いながら。

    ( ピロシ)

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    北東にある山城、田口城に登れば、龍岡城をやや見下ろすかたちの眺望が得られる。田口城は山の北側から林道が伸びており車で登ることもできる。

    ( 城好きの匿名希望)

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    慶応年間に築城の日本に二つしかない五稜郭。現在、城跡には小学校。

    ( たか)

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