写真:岡 泰行

鳥取城の関連史跡

「箕浦家武家門」鳥取藩士屋敷の表門が県庁前に残る。その他、同じ鳥取県内では米子城が有名。とはいえほとんど島根との県境あたりに位置するので、有名城郭をセットでめぐるとすれば、鳥取城→米子城→松江城、それに月山富田城といったコースをとれば良いかも。

鳥取城とは関係無いが、羽衣石城址から南東へ車ですぐの所、21号線沿いにある「三徳山三佛寺」(ミトクサン・サンブツジ)には、西暦706年に役の行者(エンノギョウジャ)が断崖絶壁に建てたといわれる投入堂(ナゲイレドウ)という御堂があります。ロープや鎖を伝いながら400メートル以上ひたすらよじ登ると、この御堂が現れる。21号線上には、この御堂を見るための望遠鏡まで設置されています。とにかく必見です。修験道の開祖である役小角(エンノオヅヌ)が法力で岩屋へ投げ入れたという伝説があって、8世紀にどうやってあんな絶壁に建てたのか今もって謎だそうだ。私はここに登って体力を使い切ったせいで、羽衣石城には行けませんでした(じゅん 1999.06.14)。

鳥取城のおすすめ旅グルメ

11月~3月は松葉がに(カニ料理)が良いけど高いかも。また「くみ割烹店」では鳥取和牛を「すすぎ鍋」と呼ばれるしゃぶしゃぶで。場所は鳥取市栄町。

鳥取城のアクセス・所在地

所在地

住所:鳥取県鳥取市東町2丁目 [MAP] 県別一覧[鳥取県]

電話:0857-26-0756(一般社団法人鳥取市観光コンベンション協会)

鉄道利用

JR山陰本線、鳥取駅下車、バス砂丘、湖山、賀露行き10分「西町」降車、徒歩5分。

マイカー利用

中国横断自動車道、鳥取ICから約15分(6.4km)。無料駐車場(10台)有り。

城ファンの気になるところ (7)

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    羽柴秀吉による兵糧攻めで有名。「播州三木の干殺し」や「鳥取の渇殺し」など有名だが、その鳥取城はここ。山頂の井戸がなにかを物語っているようにさえ見える。

    ( 半兵衛)

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    鳥取駅から見える山、久松山(きゅうしょうざん)海抜260mがそれ。麓に屋敷跡と思われ遺構と山頂に天守台跡などの山城の遺構を合わせ持つ城。山城から平地の城への変貌期によく見られるお城の形態だ。また、山城が詰めの城として機能させる形態としても同様によく見られる。余談だが久松山の峰の一つに本陣山と呼ばれている山がある。これは秀吉が鳥取城を攻めたときの本陣跡で、別名太閣平とも呼ばれているらしい。

    ( 半兵衛)

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    現在は公園化され、麓の石垣の整備がされている。とてつもなく新しい石で積み直しを行っているようで、あまり当時の面影をしのぶことはできない。20年前の本など開くと、昔は山頂つまり、本丸までロープウェイがあったようで、そこそこ観光客の姿も見られたが今はその面影もない。なんだか寂しい城跡だ。

    ( 半兵衛)

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    丸の内に仁風閣や県立博物館、三の丸には鳥取西高校がある。石垣の上に建つ校舎がなんとも言えない。

    ( 半兵衛)

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    山頂はあまり整備がされておらず見物だ。井戸、三の丸の石垣や多聞櫓跡、天守台礎石などが確認できる。建造物はなく、その跡のみ残る。地元で簡単なハイキングコースになっていて人が入れない山という訳ではない。お城ファンにとっては麓の石垣郡よりも山頂がおすすめかも。

    ( 半兵衛)

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    麓の石垣郡などの縄張りは、秀吉の兵糧攻めの後、入封した池田長吉によるものが多い。長吉の内室の侍女おさごが築城の際、工事の音頭をとり、作業がはかどったといわれるが、侍女おさごが石材にと、寄進した手洗鉢が二の丸三階櫓台に埋められているらしい。

    ( 半兵衛)

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    鳥取城の戦いが起きたところ。
    秀吉が着陣した太閤ヶ平からは鳥取城の眺めがよく見える。
    石垣が丸くなっているところは、石垣の崩れ(風化)を防ぐため。
    ハイキングやジョギングが気持ちよくできそう。

    ( ぶたさん)

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