黒井城の歴史・見どころ

黒井城は、別名を保月城といい、猪ノ口山の山頂に築かれた山城。天正3年(1575)、明智光秀が赤井直正の籠る黒井城を包囲するも総崩れとなり敗退した歴史を持つ。その赤井直正は麓に館を設けたのが現、興禅寺だ。春日局の生誕地として有名だ。

黒井城は、城下町に福知山街道と京街道が通る丹波地方の要衝に築城されている。黒井城は城下町側のみ石垣が使われているため、防御面より城下に見せる石垣という側面が強いらしい。山頂に残る高さ4メートルの石垣は圧巻なので、是非、登ってみてほしい。

黒井城の撮影スポット・絶景ポイント

黒井城を代表するアングル、石垣は南向きにある。

黒井城の写真集

城郭カメラマンが撮影した「お城めぐりFAN LIBRARY」には、黒井城の魅力を映す写真が並ぶ。事前に目にしておけば現地での発見が鮮やかになり、旅の余韻もいっそう深まる。

黒井城周辺の観光スポット・史跡めぐり

麓の興禅寺

麓の興禅寺は、黒井城の下館跡といわれている。その興禅寺に、お福(春日局)の腰掛石の腰掛石や産湯の井戸、裏山に赤井氏の菩提寺千丈寺から移されたと伝わる宝篋印塔が残る。なお、JR黒井駅前には、幼少期のお福(春日局)の銅像がある。

柏原藩陣屋や岩尾城跡

国道175号線から国道176号線を南に下っていくと割と近くに柏原藩陣屋(藩陣屋としては全国で唯一御殿建造物が現存している)があります。また国道176号線に入らずにさらに南下し、道の駅「山南仁王」の手前の交差点「井原」で西に折れて県道86号線を進んで行くと、岩尾城跡(総石垣造りの山城で和田小学校裏に登山口あり←少々わかりにくいと思います。さらに登山道自体もわかりにくく、現に私も下山途中で道がわからなくなって迷いました。注意!)があります。(補足:岩尾城への登山道はその後多少は整備されたとも聞きます)(吉田 豊太郎 1999.08.26)

旧赤井家住宅

旧赤井家住宅天正7年(1579年)、城主、赤井直義の時に、明智光秀に攻められ落城。その後、赤井直義は、京都に隠棲していたが、藤堂高虎に1000石で召し抱えられた。現在、伊賀上野城下に、武家屋敷「赤井家住宅」がある。2010年、赤井家の子孫が、この赤井家住宅を伊賀市に寄贈、近年、整備され内部が公開されている。

黒井城から広がる城めぐり

丹波の名城

丹波の名城をたどると、山々に築かれた城と城下町に地域の歴史の重なりが見えてくる。

黒井城周辺グルメ・名物料理

特に食事処は無い。

黒井城アクセス・駐車場・営業時間

所在地

住所:兵庫県丹波市春日町黒井 [地図を見る]

県別一覧:[兵庫県の城]

電話:0795-72-2340(0795-72-2340)

アクセス

鉄道利用

JR福知山線「黒井駅」より北へ歩き、市街地を抜けた黒井小学校脇に登山道がある。なお登山口までは標識があるので迷う事はないと思います。登山口から三段曲輪~石踏の段をへて山頂までで約50分程度。途中で大鼓の段への道が分かれています(吉田 豊太郎 1999.08.26)。

マイカー利用

舞鶴若狭自動車道、春日ICから北へ2.1km(6分)。興禅寺の北、登山口の無料駐車場を利用する。

駐車場や登山口、登城路の情報は、丹波市Webサイトでご確認を。

地図

黒井城周辺ホテル・宿泊情報

JR黒井駅前の「きくや旅館」。

黒井城をより深く学ぶ展示・資料館・学習スポット

黒井城の縄張図

黒井城のパンフレットは、丹波市WebサイトでPDFにて閲覧できる。パンフレットは黒井城の支城や砦、その縄張図も分かる優れもの。

また、登山口にもパンフレットがあります。またJR福知山線「黒井駅」より南に徒歩約5分程の所に春日町歴史民俗資料館があり、黒井城関連の資料が展示されています。ここでは「史跡 黒井城跡 保存管理計画策定報告書」が販売されており、内容は黒井城の縄張りや構成はもちろんのこと、周辺の中世城館、猪ノ口山の植生、黒井城関連の文献資料なども解説されています。値段は少々高めですがその価値は十分ある内容だと思います。(吉田 豊太郎 1999.08.26)