写真:岡 泰行(城郭カメラマン)
田原城の歴史と見どころ
書籍では、『図解 近畿の城郭Ⅲ(戎光祥出版)』に田原城が詳しく掲載されている。
現地では、南側の登山口に、縄張図付きの解説板がある。
そのほか、「大阪府四條畷市 田原の里」Webサイトで田原城と郷土の歴史が紹介されている。
田原城とあわせて訪ねたい史跡
日本最古のキリシタン墓碑
田原城(たわらじょう)は、この地を支配していた土豪、田原一族の城で、戦国期に三好長慶に従ったため、飯盛山城の支城とも言える存在となる。永禄6年(1563)、三好長慶が飯盛山城でキリスト教を布教を許可したことから、城主の田原レイマンも三好長慶のもとで受礼した(主な長慶の家臣73名が洗礼を受けている)。その田原レイマンのキリシタン墓碑が、田原城の約400m北、田原氏の菩提寺だった千光寺跡で2002年2月14日に出土した。日本最古のキリシタン墓碑とされ、飯盛山城の西にある「四条畷市立歴史民俗資料館」で見ることができる。
田原氏の菩提寺だった千光寺跡
田原氏の菩提寺だった千光寺跡は、発掘後に駐車場となったため、現在は道路上に解説板があるのみだが、西へ約100mほど行ったところに、発掘時の地表を型どり復元した「千光寺跡移築広場」があるので、合わせて見ておこう。土塀の基礎や供養塔の基礎が見られる。またその展示方法もちょっと面白い。
田原一族の五輪塔
現在の月泉寺は、その千光寺を継承したもので、田原台にある月泉寺墓地で(境内とは離れた場所)、田原一族五輪塔を供養している。現地を訪れると五輪塔が3基あり、その背後に五輪塔のパーツが積み上げられている。もとは数十基あったそうで、倒れて散財した多数のバラバラなパーツを組み合わせているそうだ。
田原城の観光情報とアクセス
田原城:城ファンの知見と記録
田原城を訪ねた人たちが残してきた記録です。現地での発見や知見が寄せられ、城歩きの文化の中で育まれてきた経験がここに蓄積されています(全1件)。
田原城での発見を記録に残しませんか?
岡 泰行 | 城郭カメラマン [プロフィール]
1996年より日本各地の城郭を訪ね歩き、取材と撮影を続けている。「先人たちの知恵とおしゃれ心」をテーマに、四半世紀にわたり城のたたずまいと土地の風土を記録してきた。撮影を通して城郭に宿る美意識を見つめ、遺構や城下町の風景に残る歴史の息づかいを伝えている。作品は書籍、テレビ、新聞など多くのメディアで紹介され、城の美しさと文化を広く発信している。







河内田原城の城主が弓矢の練習をしたと伝わる「矢の石」が、城山の北側にあります。城からその巨石に向かって矢を射たそうです。ちょっと距離ありますけどね。矢が届くのか心配です。