写真・監修:岡 泰行/城郭カメラマン
杵築城の周辺史跡を訪ねて
城下町遺構探索のお勧めは志保屋の坂の上から見る酢屋の坂です。坂上の大原邸の蔵はまるで物見櫓のように坂下を俯瞰しています。尚、この大原邸の有る「北台」には、東端の「勘定場の坂」下にも石垣、堀遺構があり、北側の「番所の坂」には番屋が復元されています。西側の道は食い違いが施されています。こうしてみると「北台」自体が一つの城郭のような印象を受けます。近郊のお城は、海沿いに10km南下で日出城。日出城を併せて見に行く場合は、バスセンターから日出方面のバスが便利です。
[又兵衛 (1999.11.02)]
[愚践 (1999.11.29)]
杵築城観光のおすすめホテル
別府湾ロイヤルホテルなど。
杵築城のアクセス・所在地
【監修者プロフィール】
岡 泰行 | 城郭カメラマン [プロフィール]
1996年よりWebサイト「お城めぐりFAN」を運営し、日本の城郭をめぐる旅をライフワークとする。長年にわたる豊富な経験と、城郭写真家としての専門的な視点から、当サイトの記事を監修。その写真と知見は、数々の書籍やメディアでも高く評価されている。
1996年よりWebサイト「お城めぐりFAN」を運営し、日本の城郭をめぐる旅をライフワークとする。長年にわたる豊富な経験と、城郭写真家としての専門的な視点から、当サイトの記事を監修。その写真と知見は、数々の書籍やメディアでも高く評価されている。
杵築城:城ファンたちの記憶
実際に杵築城を訪れた城ファンの皆さまが綴る、印象に残った景色、人との出会い、歴史メモ、旅のハプニングなど、心に残る旅の記憶を共有しています(全4件)。

杵築城模擬天守の有る城山には近世城郭としての遺構を留めていませんが、北麓の藩主御殿跡には庭園の遺構があります。図書館、公民館を目指して行くとすぐわかります。庭園の北側に御殿の石垣が残っています。
( 愚践)
大友一族の木付頼直によって応永元年「木付城」として築城されるが。徳2年(1712)、幕府からの朱印状に誤って「杵築」と記されたことから以後「杵築城」と称される。天正15年(1585)、島津氏の攻撃を二ヶ月にわたって耐えたことから、「勝山城」という別名もある。
( 半兵衛)
開城AM9:00〜PM5:00(入城PM4:30まで)。一般210円、小・中100円。12月29日〜1月3日休館。
( 半兵衛)
現在の天守は、昭和45年に模擬復元。内部は市立の資料館となっている。また、城は城山公園としてして機能している。杵築城は、城下町に風情があり、武家屋敷群、職人町寺町などが残る。
( 半兵衛)