- 宿場町であった平福の町並みに対し佐用川を挟んだ利神山の頂上ににそびえる総石造りの山城で、麓を走る国道373号線からもその石垣がよく見えます。城跡には現在も瓦が散在しており、かつては三重の天守が築かれていたらしいです。最近になって天守丸の石垣の一辺が崩れてしまい、現在は天守丸周辺への立入りが禁止となっています。なお修復予定は発表されておらず、いつになるのか心配です。
[吉田 豊太郎 (99.07.29)]
- 城へは智頭急行鉄道の平福駅で下車し、線路に沿って南に歩いて行くと登口があります。ただしこのルートは尾根を縦走するのでかなりきつい事を覚悟しましょう(標高370m、遊歩道距離1,310m)。なお車の場合は城跡の北側から山頂付近まで車道があり、そこから山道で天守丸裏の本丸表虎口へと出る事が出来るのですが、現在は石垣崩壊の危険の為に通行止めとなっています。
[吉田 豊太郎 (99.07.29)]
- 平福駅から農道を北に歩いて行くと利神城の山麓居館跡があり、「おれまがり 門」と「うわがみ門」という枡形虎口が田んぼの中に残っています。ただし「うわがみ門」は中央部を智頭急行線が貫通していてわかりにくくなっています。
[吉田 豊太郎 (99.07.29)]
- 通説では貞和5年(1349)に別所肥前守敦範が築城したのが始まりで、慶長年間(1596〜1614)に池田輝政の甥の池田出羽守由之が行なった大改修で現在の総石垣造りの城となりました。その後、寛永8年(1631)に最後の城主である松平輝興の転封によって廃城となっています。
[吉田 豊太郎 (99.07.29)]
- 交通:[鉄道] 智頭急行線、平福駅下車、山頂まで徒歩1時間。
[自動車] 中国自動車道、作用インターから国道373号線を鳥取方面に約10分。看板あり。
[吉田 豊太郎 (99.07.29)]
- 資料:佐用町立平福郷土館の2階に復元模型、復元図や出土した瓦等が展示されています。
[吉田 豊太郎 (99.07.29)]
- 撮影アドバイス:春がおすすめです。城跡には桜が植えてあります。城下にある陣屋表門と佐用川沿いの土蔵の風景は押さえておきたい。いずれも東向きなため撮影は午前中が良い。ということは、お城には午後に登山が最適か。
[吉田 豊太郎 (99.07.29)]
[半兵衛 (02.02.15)]
- グルメ:平福の町での食事処は「道の駅」のみ。ご当地ものは「自然薯」「獅子肉」「丹波黒枝豆」など。「獅子肉」は獅子肉コロッケなるものが道の駅で150円で売っているぞ。また、毎年10月第2週あたりになると「丹波黒枝豆」の収穫時期。実は肉厚で味わい深い。道ばたで販売していることもあるからGETしてほしい。また、おとなりの佐用といえば「佐用牛」が有名。佐用駅前の焼き肉屋でその佐用牛を食すことができる。
[半兵衛 (02.02.15)]
- 宿泊:民宿「河内屋」のみ。上郡まで行けばビジネスホテルがある。電車なら南へ下り赤穂または姫路への分岐点であり、新幹線も通るJR相生駅前「相生ステーションホテル
」あたりも良い。ちなみに相生にはレンタカーもあるぞ。上月城も合わせて攻めたいときなどは、迷わずレンタカー利用!
[半兵衛 (02.02.15)]
- 歴史スポット:「道の駅」の隣に松平氏の平福陣屋跡があり、陣屋表門が現存。また、土蔵の美しい壁を佐用川から眺めるのが景色が良い。城下町をゆっくり歩くのも面白い。宮本武蔵ゆかりの里のひとつで一回目の決闘の場が平福の処刑場だったところで今は地蔵が列ぶ。平福の5月は蛍が多く有名。国道373号線を南に下って行くとすぐに佐用城跡、上月城跡、白旗城跡がある。
[吉田 豊太郎 (99.07.29)]
[半兵衛 (02.02.15)]
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