写真・監修:岡 泰行(城郭カメラマン)
発心城の歴史と見どころ
麓の草野町に草野歴史資料館があります。(秋月古処 98.11.19)
発心城周辺の史跡を訪ねて
やはり秋月城かな。 (秋月古処 98.11.19)
発心城観光に便利なおすすめホテル
草野町のとなり、久留米市山本町に温泉つきの「スパリゾート」があります。(秋月古処 98.11.19)
発心城のアクセス・所在地
※本記事は城郭カメラマン岡 泰行(プロフィール)監修のもと編集部にて構成しました。
発心城に寄せて:訪れた人の声
これまでに届いた声:全3件

発心城は、水縄(耳納・みのう)山脈の発心山にある山城です。今は石垣ものこって居ませんが、以前は焼き米が出てきていたそうです。筑後平野が一望のもとに見渡せる絶景のところにあります。
( 秋月古処)さんより
天正16年(1588)、草野家清が豊臣秀吉によって誘殺され、廃城となりました。標高697.5mの発心山の山頂を中心として、東西350m、南北300mの大きい山城で、本丸、出丸、堀切りと姿を残しています。
( 光秀)さんより
鎌倉幕府の御家人草野氏の城でした。鎌倉時代には、筑後一円を支配する強大な力を持っていました。浄土宗鎮西派の大本山善導寺を建てたのも草野氏です。元寇の際には元軍と堂々と戦っています。しかし、南北朝の乱等の中で草野氏も盛衰を繰り返し、戦国時代には、豊臣秀吉により肥後南関で草野領主が誘殺されてしまいます。それを聞いて、発心城に居た一族郎党も自害し、草野氏は滅亡してしまいます。
( 秋月古処)さんより