写真:岡 泰行
【城郭カメラマン撮影】
仙台城(青葉城)の見どころと歴史
仙台城は標高約130mの山城で、慶長5年(1600)、伊達政宗によって築城された。東と南が断崖で守られた天然の要害で、伊達政宗騎馬像がある本丸に立つと仙台市内と太平洋が一望できる。本丸北面石垣は切込接を用いた圧巻の美しさがある。麓の大手門跡両側の石垣、三の丸後に残る水堀や清水門などの門跡、中門跡、本丸跡など、城郭としての見どころは多い。建物は脇櫓が復元されているが、その脇櫓とともに現在、大手門の復元計画がある。
仙台城の天守は現存しないが(そもそも建てられてないとか)、本丸にあった建物がCGで見られます。本丸跡には青葉城資料資料館があり、城や伊達家に関する資料が見られます。その他、Webで公開されているものとしては「仙台城跡発掘調査状況」などがある。
仙台城(青葉城)の周辺関連史跡
「瑞鳳殿」は伊達正宗が眠る豪華絢爛たる廟所。場所は仙台市青葉区霊屋下。バス「霊屋橋瑞鳳殿入口」降車、徒歩10分。瑞鳳殿資料館では発掘の模様をビデオで見ることができる。その他、本丸跡からタクシー10分の距離に国宝大崎八幡神社があります。政宗の建築による社殿は伊達文化の粋を集めたもので瑞鳳殿や瑞巌寺とともに必見。あとは車で1時間弱で日本三景の一つ松島があります。そこには伊達家の菩提寺である瑞岩寺が。
仙台城(青葉城)のおすすめ旅グルメ
和風喫茶というか。私はそこの「ずんだ餅」が好きです。まあ、この食べ物は仙台名産なので市内ならどこでも食べられます。でも日が持たないので持って帰れません。現地で食べましょう。売店の横あたりです。
[西山忠博 (1998.01.18)]
仙台城(青葉城)の史跡めぐりにこだわる最適なホテル
ビジネスホテル、シティホテルとも観光地なので結構近くにあります。
[西山忠博 (1998.01.18)]
仙台城(青葉城)のアクセスと観光情報
所在地
住所:宮城県仙台市青葉区天守台 [MAP] 県別一覧[宮城県]
電話:022-222-0218(青葉城 本丸会館)
アクセス
鉄道利用
JR東北新幹線、JR秋田新幹線、JR東北本線、JR常磐線、JR仙石線、JR仙山線、いずれも仙台駅下車、西口からバスプール9番から青葉城址循環バス20分「青葉城址」降車。
マイカー利用
東北自動車道、宮城ICより約20分。有料駐車場(150台)有り。
仙台城(青葉城)の旅のチェックリスト (7)

言わずと知れた伊達氏の居城(別名、青葉城)、天守閣はなく石垣のみの現存です。他に櫓も少々残っています。平山城。仙台市街が一望できる場所に建っています。それでも後ろは山、眼下は深い渓谷と防御上も完璧。伊達政宗のすぐれた築城術がうかがえます。
( 西山忠博)
仙台城にもともと天守はなかったのでがっかりされるかも知れませんが、石垣が見所の一つ。車で一気に本丸まで上ってしまうと本丸部分の石垣しか見れませんが、三の丸にある仙台市博物館の裏手から歩いて登ると本丸の切り込みハギ積みとは違う、野面積みの石垣も見ることができます。どちらも同じ時期に積まれたものなのですが、石垣の傾斜に合わせて積み方を変えているようです。本丸の切り込みハギなどはなかなか規模が大きくて立派。ただ最近は孕みが大きくかなり危険な状態で、そろそろ積み直しの工事が始まっているかも知れません。
( 地蔵)
1998年9月現在、石垣の改修工事中です。石垣の工事が完了(平成13年予定)したら艮(うしとら)櫓の復元工事に着手するようです。
( 渡邉 敬)
現在、石垣修復工事を行っていますが修復工事が終了した後、艮櫓の復元を行います。復元の中心となっている仙台商工会議所では、艮櫓復元の後、本丸御殿の一部と大手門を復元する計画です。
( 太田秀春)
仙台城の資料館下の売店で売っている「政宗くん」というキャラクター商品がお気に入りです。でも随分前に行ったからまだ売っているかなあ。青銅製の伊達家の家紋入りの朱肉入れもかっこいいですよ。
( 政宗くん)
仙台城は伊達政宗が17世紀に築いた城で、東北地方初めての総石垣づくりの城です。政宗が、織豊系の城を知る機会にもなりました。また、発掘調査で二度にも及ぶ大規模な修復工事も、行われたとも考えられます。東北屈指の名城です。
( たろう)
瑞鳳殿は本殿と政宗公御木像の修復工事を行っている。期間は2022年10月31日〜2023年3月30日まで。
( shirofan)