写真・記録:岡 泰行/城郭カメラマン
鵜沼城の歴史と見どころ
鵜沼城(宇留摩城)は、木曽川右岸の犬山橋北詰めにあった天然の岩山で、斎藤氏の配下、大沢利治の居城と伝わる。
近年、城址で「城山荘」という旅館が営まれていたが、昭和47年(1972)に焼けてしまい、その後、経営者による加害事件が起こるなどし、旅館はその後、都築紡績の持ち物となるが、経営不振に陥ったため放置され、平成14年(2002)、各務原市が土地も含めて買い取った。その後、公園化する計画もあるようだが、進んでいないらしい。
現在、城址は立ち入り禁止となっており、その山容のみ見ることができる。
鵜沼城の撮影スポット
鵜沼城の写真集
城郭カメラマンが撮影した「お城めぐりFAN LIBRARY」には、鵜沼城の魅力を映す写真が並ぶ。事前に目にしておけば現地での発見が鮮やかになり、旅の余韻もいっそう深まる。鵜沼城の周辺史跡を訪ねて
対岸の犬山城など。
鵜沼城の観光情報・アクセス
岡 泰行 | 城郭カメラマン [プロフィール]
1996年よりWebサイト「お城めぐりFAN」を運営し、日本各地の城郭を訪ね歩いて取材・撮影を続けている。四半世紀にわたる現地経験をもとに、城のたたずまいと風土を記録してきた。撮影を通して美意識を見つめ、遺構や城下町の風景に宿る歴史の息づかいを伝えている。その作品は、書籍・テレビ・新聞など多くのメディアで紹介され、多くの人に城の美しさと文化を伝えている。
鵜沼城:城ファンたちの記憶
実際に鵜沼城を訪れた城ファンの皆さまが綴る、印象に残った景色、人との出会い、歴史メモ、旅のハプニングなど、心に残る旅の記憶を共有しています(全4件)。




私はこのお城の城主が御祖先様だよ。と祖父から聞いて育ちました。祖父の兄弟はよく話しておりましたが、なかなか資料も残っているのか分からず、もっと詳しく勉強をしたいなと思います。
( 城好きの匿名希望)
名鉄犬山鉄橋の横の饅頭のような小山が城址。近年まで旅館になっていたが、つぶれた。今は旅館の廃墟のみ。立ち入り禁止らしい。近年まで犬山鉄橋は自動車と電車が一緒に走る変な橋だった。
( 石川造酒正)
私は鵜沼城の付近に住んでいるものですが、地域の歴史、特に城跡・人物について調べています。お尋ねの家系はどの時代の城主のことか、もしわかれば、詳しくお知らせください。
( 羽柴伊佐夫)
この鵜沼城が私、鵜沼の家系のルーツです。三男坊に生まれ、養子で加賀へ出されたあと北海道に逃げてきた人が私の祖父だということは判っています。何か情報がありましたら教え下さい。
( 鵜沼 登)