写真・監修:岡 泰行/城郭カメラマン
篠ノ丸城の撮影スポット
羽柴秀吉が篠ノ丸城の支城であった聖山城を攻め、ここ篠ノ丸城と長水城攻めの本陣とした。つまりここは、揖保川を挟んで反対側にある聖山城付近から秀吉目線で遠景写真を収めておきたい。詳しい場所は上記Googleマップをチェック。
篠ノ丸城の写真集
城郭カメラマンが撮影した「お城めぐりFAN LIBRARY」には、篠ノ丸城の魅力を映す写真が並ぶ。事前に目にしておけば現地での発見が鮮やかになり、旅の余韻もいっそう深まる。篠ノ丸城の周辺史跡を訪ねて
宇野氏時代、篠ノ丸城の本城であった長水城、支城であった聖山城(秀吉が篠ノ丸城と長水城攻めのとき本陣を置いた城)、天正15年(1587)に、龍野城から移封され木下勝俊が麓に平城として築いた山崎城。この3城をセットで攻めたい(詳しい場所は上記Googleマップ参照)。
篠ノ丸城のアクセス・所在地
【監修者プロフィール】
岡 泰行 | 城郭カメラマン [プロフィール]
1996年よりWebサイト「お城めぐりFAN」を運営し、日本の城郭をめぐる旅をライフワークとする。長年にわたる豊富な経験と、城郭写真家としての専門的な視点から、当サイトの記事を監修。その写真と知見は、数々の書籍やメディアでも高く評価されている。
1996年よりWebサイト「お城めぐりFAN」を運営し、日本の城郭をめぐる旅をライフワークとする。長年にわたる豊富な経験と、城郭写真家としての専門的な視点から、当サイトの記事を監修。その写真と知見は、数々の書籍やメディアでも高く評価されている。
篠ノ丸城:城ファンたちの記憶
実際に篠ノ丸城を訪れた城ファンの皆さまが綴る、印象に残った景色、人との出会い、歴史メモ、旅のハプニングなど、心に残る旅の記憶を共有しています(全3件)。

本丸、二の丸と分かりやすい山城だが、是非見ておきたいのは、西側を稜線にそって掘られた横堀と、二の丸の突端にある、二重の堀切。畝状竪堀郡もあるらしい。
( 黒田官兵衛)
山の中腹付近まで車で上がれば、さほど登山に苦労しない。
( 黒田官兵衛)
山崎を見下ろす山の上に、篠ノ丸城跡がある。この城は、羽柴秀吉の播磨攻めで落城する。もとは毛利氏についた宇野氏の城。本城が北にある長水城で、篠ノ丸城はその支城だった。秀吉は揖保川沿いが見渡せる南へ約2kmの聖山城を落とし本陣とし、篠ノ丸城と長水城を攻略した。黒田官兵衛は、後にこの城の城主となる。その翌年、父、黒田職隆が姫路で没する。
( 黒田職隆)