写真:岡 泰行

佐和山城の歴史と見どころ

佐和山城は関ヶ原の戦いで三成が敗れたあと、彦根城の築城に伴い廃城となった。
2022年8月、石田三成の佐和山城本丸から北東に約700mの場所で、外堀の一部とみられる大規模な溝が見つかりました。長さ7m、幅10m、深さ70cmで具体的な位置や規模が確認された。

書籍では、ずばり、城郭談話会発行の『近江佐和山城・彦根城』が良いぞ。

また、彦根市のサイトでは佐和山城の解説シートや測量調査報告が見られるぞ。

佐和山城の散策コース

佐和山城址の入山時間は、特に制限はない。短い山道だがハイキングというより登山に近いと考えて靴などをしっかりと準備しよう。また、佐和山城は清涼寺、龍潭寺などの私有地なのでゴミなど迷惑をかけないよう充分に注意。主な登山口は、西側の龍潭寺(りょうたんじ)からと、東側の国道8号線からの2ヶ所。大手門跡からの登城は、道無き道を進むので登山の素人は厳禁。

佐和山城の撮影方法

佐和山城に入ってしまえば、木々が生い茂っているので、さほど撮影時間を気にする必要はないが、実は午前中がおすすめ。本丸から彦根城の眺めは、西にある彦根城を望むので午前が良い(逆に彦根城から佐和山の撮影は午後が良い)。また、表門跡(いわゆる大手門)も山の東側にあるのでこちらも午前中の撮影が良いぞ。

また、全景であれば、後述の「彦根キャッスルホテル」の上階からの撮影が良い。

佐和山城の写真集

城郭カメラマン撮影の写真で探る佐和山城の魅力と見どころ「お城めぐりFAN LIBRARY」はこちらから。

佐和山城の関連史跡

佐和山城の移築城門近さと佐和山城から石材など転用された彦根城とセットでとうぞ。また、彦根城の城下町にある宗安寺の赤門を見ておこう。佐和山城の表門を移築したものと伝わっているぞ。その家紋である九曜紋が瓦に使われていることを要チェック。

佐和山城のおすすめ旅グルメ

「千成亭」近江牛の専門店。彦根城の南西約800m。

佐和山城の史跡めぐりにこだわる最適なホテル

その近さから彦根城とセットでということで彦根界隈で宿をとると良い。

佐和山城の眺望眺望で選ぶなら「彦根キャッスルホテル」。このホテルからの彦根城の眺めは圧巻。天秤櫓と天守閣、佐和口多聞櫓がセットで見られる。お城側の部屋は、その窓がまるで一枚の絵を切り取った額縁のような美しさ。

大人の贅沢さで選ぶなら、玄宮園の中にある「八景亭」。意外と知られていないが、実は料理旅館。江戸期の建築物で5部屋。70年の歴史があり湖国料理が楽しめる。ちなみに2名以上の要予約でランチも食べられる。安さで選ぶなら、JR彦根駅周辺のビジネスホテルをどうぞ。

佐和山城のアクセス・所在地

所在地

住所:滋賀県彦根市古沢町 [MAP] 県別一覧[滋賀県]

鉄道利用

JR東海道本線(JR琵琶湖線)彦根駅から徒歩20分で登山口。彦根駅のレンタルサイクル利用で約8分。

マイカー利用

彦根ICから佐和山城まで約10分。国道306号線を彦根市内方面へ最初の信号のある交差点「外町」を右折、国道8号線を北上すぐ。

佐和山城のセミナー

過去のイベント

城ファンの気になるところ (13)

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    JR彦根駅前に観光案内所がある。マップをGET!登山口の西側の龍潭寺(りょうたんじ)と、東側の国道8号線からの2ヶ所をチェックしておこう。

    ( 城の観光好き)

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    落城後、城から身を投げた子女のうめき声が1週間絶えなかったという。

    ( 田村靖典)

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    本丸からの彦根城の眺望が良い。遺構は徳川氏と井伊氏によりことごとく彦根城に転用されたと言われている。

    ( 田村靖典)

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    彦根城の世界文化遺産登録を目指し、整備などを滋賀県が彦根城に行ってきたらしいが、NHK大河ドラマで佐和山城の話題が後押しし、2001年度から発掘調査が約1千万円の調査費で行われたのだとか。

    ( 城の観光好き)

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    とにかく遺構らしきものは何も残っていない城です。所々に道標と何々跡といった標識と石垣がほんの少しあるだけですが、そこがまた素晴らしいのです。石田三成のファンにとっては、正に『聖地』と呼ぶに相応しい場所だと思います。無の状態から貴方の佐和山城をイメージし創り出してみてください。

    ( 克彦)

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    織田信長の家臣の丹羽長秀の居城であったものを秀吉時代に三成が拝領し、戦国時代の本格的な城として完成させたことは有名です。関が原の戦い直後に小早川秀秋らに攻められ落城し、遺構は彦根城などに全て移されてしまいました。

    ( 克彦)

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    当時は、佐和山城の西側まで琵琶湖の水が入り込み、その対岸に彦根山があったそうだ。また、当時の佐和山の城下町は、山の東側にひらけていた。鳥居本村から佐和山の裾にかけて。表門と呼ばれるいわゆる大手門も東側にある。

    ( 絹屋又衛門)

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    石田三成の銅像が龍潭寺(りょうたんじ)付近からの登山道入口にあるぞ。

    ( 左近)

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    2003年に「佐和山城研究会」の勇士が、佐和山城本丸の南側斜面にて新たな石垣を発見した。千貫井の上(西側)で、付近はかなりの急斜面なので注意が必要だ。
    彦根市のサイトで「佐和山城跡解説シートや本丸跡測量調査」などが見られるぞ。本丸付近の8ヶ所で石垣が確認されているのが図で解る。

    ( 左近)

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    先日行きましたが登山道は整備されていないので太鼓丸、女郎谷は藪漕ぎしないと入れませんでした。山頂から大手門跡へ下る時は近江鉄道(単線)の線路を横切りますが踏切などは無くカーブとなっているので念のため気を付けてください。また、地元の方に聞きましたが春先から秋口にかけてはマムシが多いそうなのでご注意ください。

    ( asm)

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    山頂の佐和山城址からの眺めはとても良く、琵琶湖や彦根城を見下ろしながらお弁当を食べるのにとても良い場所でした。(ベンチも数か所に設置されています)

    ( asm)

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    山道は、主要なところ以外は整備されていないため足元にお気を付けて。あと、時期によっては虫刺され対策はしておいた方がいいです。30分程度で登れます。ガイドさんが入口にいるので、ガイドつきだとお城についても詳しくなれそうです。

    ( あすかっくま)

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    2013年11月23日 狼煙駅伝に併せて登城しました。三成公はじめとする武将隊や三成公ファンの皆さんと、鎌刃城からののろしや彦根城を見下ろしてきました!
    龍潭寺側からの登城でしたが、途中けものみち?と思うほど険しい山道に、他の山城を登城する時「佐和山城よりは楽だ!」と思いながら歩いていますが、佐和山城は私の中では極上の城です!

    ( 城好きの匿名希望)

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