宇和島城

住所:愛媛県宇和島市丸之内1-127 / 愛媛県 / 城ファンチェック: 7

写真:岡 泰行

宇和島城の開城時間宇和島城の開城時間

宇和島城は平山城。登城時の注意点として、城山そのものが麓の門が開門していないと登ることができない。また、逆に夕暮れを本丸でと思っていても、閉門してしまうと城山から出ることができないので、注意が必要だ。

[開門] 3月〜10月 6:00〜18:30、11月〜2月 6:00〜17:00
[天守] 3月〜10月 9:00〜17:00、11月〜2月 9:00〜16:00
[郷土館] 3月〜10月 9:00〜17:00、11月〜2月 9:00〜16:00
天守入城料200円、年中無休(2020年1月現在)。

宇和島城のアクセス・駐車場宇和島城のアクセス・駐車場

鉄道利用

JR予讃線宇和島駅から徒歩で10分で城山登山口。または、宇和島バス1番乗り場乗車3分、「南予文化会館前」または「宇和島バスセンター」降車、徒歩2分で城山登山口。城山登山口から天守まで石垣や曲輪などを見ながら徒歩15分。

マイカー利用

松山自動車道宇和島北IC経由で宇和島道路、宇和島朝日ICで降りて5分。城山下駐車場(有料)有り。余談ながら、城山下駐車場は三の丸に位置する。今後、史跡整備されるという話がある。

宇和島城の文献資料宇和島城の文献資料

宇和島城の歴史と天守の見どころ

宇和海の入り江に面する板島に城が築かれ、藤堂高虎のとき、不等辺五角形の縄張を持つ宇和島城が造られた。城山には戦国時代の荒々しい石垣が残り、本丸には泰平の世に建てられてた天守(現存)がある。このコントラストが面白い城だ。

天守修理報告書がWebで閲覧できる!

重要文化財宇和島城天守修理工事報告書なんと!『重要文化財宇和島城天守修理工事報告書』が、宇和島市のWebサイトで閲覧できるぞ。1962(昭和37)年発行でモノクロA4版114P。古本市場で1万円以上する。筆者は買ってしまった後だった(涙)。そのほか、本丸跡発掘調査説明会資料や上り立ち門修理工事説明会資料、代右衛門丸跡石垣崩落現場説明会資料などもWeb公開されている。

書籍そのほか

-宇和島市制70周年記念-『国指定文化財 宇和島城』(1992(平成4)年発行/フルカラーB5版/35ページ/700円)、
『宇和島城整備計画書』(1996(平成6)年発行/モノクロ一部カラーA4版/115ページ/1,000円)など。これら宇和島城に関する書籍は、上記の宇和島市Webサイトで購入申し込みができる。

宇和島城の撮影スポット宇和島城の撮影スポット

宇和島城と宇和海宇和島城の麓から東南へ徒歩約20分(1.5km)に、愛宕公園展望台があり、宇和島城と宇和海の眺望が得られる。なお、愛宕公園には駐車場が無いため、城山からは徒歩でのアクセスが良い。

また、城内からのライトアップ撮影は時間に注意して。ライトアップは日没から22時までだが、閉門時間は早い(17:00〜18:30・季節によって異なる)ので注意。要するに、城山から出られる門が閉まってしまうので、早めの下山を。

宇和島城のグルメ宇和島城のグルメ

宇和島鯛めし

宇和島鯛めし鯛の刺し身をタレにまぶし、ご飯の上に載せて食べるどんぶり。ひゅうが飯とも言う。日振島を根城にしていた伊予水軍がはじめたという。農林水産省の「郷土料理百選」にも登録されている。愛媛県の東予・中予地方では鯛の炊き込みご飯を「鯛めし」というが、それとは違う。また、大分県の郷土料理あつめし(りゅうきゅう丼・ひゅうが丼)にも似ているため、豊後水道をはさんで何らかの交流があったものと推察される。

じゃこ天

田中蒲鉾店城山のすぐ東側に、田中蒲鉾店がある。その場で揚げるじゃこ天は、伝統の製法。魚の風味もよく、小骨も食感として感じられる気持ちよさで他の追随を許さない。これを食さずしてこの地を離れるなかれ。

温泉狙いなら

温泉なら「道の駅津島やすらぎの里」露天風呂付きの立ち寄り湯のある道の駅。宇和島城からは30分ほど離れているが、レストランや産直市場も併設されているので、ドライブ途中に汗を流したり腹ごしらえをするのもおすすめ(愛媛県宇和島市津島町高田甲830-1)毎月第1・3月曜日は定休日(祝日の場合は翌日休)。

宇和島城近郊のホテル・旅館宇和島城近郊のホテル・旅館

ホテルから宇和島城天守を望む

宇和島第一ホテルからの眺め宇和島城を望むなら「宇和島第一ホテル」の最上階お城側シングル!反対側の部屋ではもちろん見えないので、予約の際には確認が必要だ。636号室あたりが狙い目か。そのほか、宇和島ターミナルホテル、宇和島オリエンタルホテルなど。現存天守で四国にある四城中、最も交通の便の悪いここまできたのなら最低一泊二日の覚悟を決めるべき。

宇和島城の歴史観光スポット宇和島城の歴史観光スポット

天赦園

天赦園宇和島市天赦公園、8:30〜16:30(4〜6月は17:00まで)、12月第2月曜日〜2月末の月曜と年末年始は休園。無料駐車場有り。
宇和島藩7代藩主、伊達宗紀(むねただ・号は春山)が隠居後に作庭した池泉回遊式の大名庭園。「天赦」の名称は、伊達政宗が詠んだ漢詩「酔余口号」の一節「残躯天所赦」から取っている。1968(昭和43)年、国の名勝に指定された。

樺崎砲台

樺崎砲台愛媛県宇和島市住吉町2丁目。日本近海に現れはじめた外国船対策として1855(安政2)年、オランダ流砲術を取り入れて築かれた砲台跡。36ポンドカノン砲5門を備えていたという。宇和島市歴史資料館に隣接している。

追手門跡

城山の北東に、追手門跡がある。宇和島城の追手門は、十万石には過ぎた門と言われ、かなりの規模だったらしい。昭和20年に惜しくも空襲で焼失。石垣に使われていたであろう巨石が「国宝追手門旧跡」と刻まれ市街地に残る。なお、天赦園には追手門のかずら石が屋外展示されている。

宇和島市歴史資料館

愛媛県宇和島市住吉町2丁目4-36。9:00〜17:00、毎週月曜は休館(祝日の場合は翌日休)、12/29〜1/3も休館、入場無料。無料駐車場有り。
1884(明治17)年に宇和島警察署として建てられた建物を使った資料館。同建物は、1953(昭和28)年から1990(平成2)年、まで南宇和郡西海町(現在の愛南町)に移築され、町役場として使用されていたが、宇和島市内に再移築された。建物は、建築工匠が西洋建築を学んで建てた、いわゆる「擬洋風建築」。

宇和島市立伊達博物館

愛媛県宇和島市御殿町9-14。9:00〜17:00(入館は16:30まで)毎週月曜休(祝日の場合は翌日休)。年末年始も休館、無料駐車場有り。
伊達家に伝わる文化遺産を収蔵・展示するため1972(昭和47)年、市制50周年を記念して旧浜御殿跡に建てられた。国の重要文化財に指定されている豊臣秀吉画像(大型連休を中心に期間限定で展示あり・要問い合わせ)をはじめ、甲冑や大名駕籠、書画や古文書などを収蔵。江戸中期の池泉回遊式大名庭園、「偕楽園」の一部が残っている。

吉田ふれあい国安の郷

愛媛県宇和島市吉田町鶴間1503。9:00〜17:00、12月31日、1月1日は休業、無料駐車場有り。
1657(明暦3)年、伊達氏初代、秀宗の5男・宗純が3万石の分知を受け立藩した伊予吉田藩。「吉田ふれあい国安の郷」は、その街並を再現したもの。

金剛山大隆寺

愛媛県宇和島市宇和津町1丁目3-1。9:00〜17:00、無休。1608(慶長13)年ごろ、当時の宇和島藩主、富田信高が亡父、知信を弔うために建立した。伊達氏初代秀宗正室の亀姫、5代村候、7代宗紀、9代宗徳の墓所もある。

近隣の主要な城

伊予松山城湯築城(以上、松山市)、大洲城(大洲市)、今治城能島城(以上、今治市)、川之江城(四国中央市)、西条陣屋(西条市)など。

宇和島城の口コミ 城ファンチェック (7)

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    1997.12.28 城好き匿名希望 さんより

    伊達家は仙台から風土も宇和島に持ち込んだ。西日本は円餅が一般的だが、宇和島は仙台と同じく角餅が多いらしい。

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    1998.01.18 城山神々 さんより

    「空角の経始」といわれる五角形の外堀は道路に変わり、高虎会心の縄張りも航空写真で確認できるばかり。しかし、大手口の長屋門(移築)をくぐると、苔むした石段が本丸へと続いており、雑草に被われた城山には荘厳さが漂う。三の門跡から本丸石垣越に天守大棟がのぞくとき、登山(標高80m)による息切れが驚嘆の溜息に変わる。

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    1998.01.18 城山神々 さんより

    式台付の独立式三層層塔型天守は、破風、長押等の装飾が的を得ており、丸亀城天守と同様上品かつ風格がある。小さく見られがちだが、天守台天端から鯱上端までの高さは現存12天守中7番目で松山城天守よりも高い。天守内には障子が入り、武者走り以外に、狭間、石落などの防御設備は無い。

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    1998.01.18 城山神々 さんより

    四国には四つの現存天守がありますが、松山・高知の遺構の多さに劣らぬだけの魅力が、宇和島・丸亀の城にはあります。四国に行くなら、この四城すべての訪問をお勧めします。ことに、宇和島は雑草の生い茂る夏場に限ります。

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    1998.03.14 神之倉俊 さんより

    宇和島は不思議なまち。いつのまにか方向感覚が狂う。それが高虎の縄張りに惑わされたものと知り驚愕。

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    2005.04.04 半兵衛 さんより

    宇和島城に残る城門は、山の西側にある「上り(のぼり)立ち門」と東側にある「藩老桑折氏武家長屋門」のみ。

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    2014.02.11 shirofan さんより

    天守の窓は、屋根のメンテナンス用に、当時から格子が一部、外れるように工夫されている。こちらでも紹介しています。

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